学会発表集

2017年10月24日(Tue) 鍼灸による不眠治療の検討6

H29年度全日本鍼灸学会の東京大会にて、「鍼灸による不眠治療の検討6」について発表しました!

  • 1群−初診と治療1ヵ月後を比較 対者象82名
  • 2群−初診と治療1ヵ月後、治療3ヵ月後の経過を見ました 対象者48名

を対象に鍼灸治療の効果について調査しました!!

治療効果がありました!!(結果2・3・4・5)

アテネ不眠問診票[アテネ不眠8尺度(AIS)] は、1群、(82名)・2群(48名)全ての項目が改善していることが分かりました!当院の自作不眠問診票においても、1群、2群全ての項目が改善していることがわかりました!

不眠症状を訴える患者は、「肩こり」「目の疲れ」「疲れやすい」などの随伴症状と密接に関係していることが多いため、当院では、個々の体質を中医弁証論治における「異病同治」の考え方で治療をさせて頂いています。

「異病同治」とは異なる病や症状に対して、一つの治療方法で異なった症状(例えば不眠症状と肩凝りを同時に)を改善します。

つまり、個々の体質に合った中医弁証治療をすることで、いくつかの異なる症状を同時に改善できます。

即ち、不眠症状を改善すると「肩こり」「目の疲れ」「疲れやすい」なども同時に治療していくことができます。

患者様からも嬉しいお声を頂いています!

「寝つきが良くなった。」 「鍼灸治療後はぐっすり眠れる。」
「途中に目覚めることが少なくなりました。」
のお声を多数いただいており、鍼灸治療が有効であることを実感していただいています。

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