昨年突然手の指の関節が痛み出し、「使いすぎかなー」と思っていたが一向に痛みがとれず病院のリュウマチ科の門を叩いた。たくさんの血液検査の結果、RFが58(リュウマチ因子値・正常範囲は0鐃緒申19IU/m)と、MMP-3が90(骨破壊値・正常範囲17.3鐃緒申59.7ng/n)と、それぞれ正常値よりもはるかに高く、『リュウマチ』と診断された。
それからは薬による治療となるが、CRP(炎症値・正常範囲0鐃緒申0.29)もMMP-3も上昇が止まらず、痛みも和らぐことがなかった。
そこで検査入院をして、新しい薬に変更となった。その間ずっと週2回(水・金)全身に鍼灸治療を続けたのは、勿論のことである。お陰で全身に広がっていた関節痛が上肢だけに限定された。
今年の5月より薬の量が少し増え、(1週間に3錠が4錠に。また、入院前に使っていた薬が朝夕1錠ずつに)それによりMMP-3が195から145に、RFが32から29に下がった。
6月下旬より鍼灸の全身治療と併せて集中的に痛い関節の周りに治療を受けている。するとCRPが0.13から0.1に、MMP-3が145から35に、RFが29から20にといっぺんに下がり、痛みも朝少し痛む、というか、違和感がある程度にまでになり、すごく楽になった。
現在(9月末)CRPが0.1、MMP-3が33、RFが14と完全に正常範囲内となり、数値の上では全く正常である。天候、特に湿度により、日に少し痛むときはあるものの、普通に支障なく生活できている。
集中的に鍼灸治療をしてもらうことにより、血流がよくなり薬も良く患部にゆきわたり、効能を発揮することができたのではと思われる。本当に嬉しい限りである。
天王寺区 T・T様 (60代)
<検査値の変遷>
H19年 7月 11月 H20年3月 6月 8月 9月
CRP(炎症値)
※(0-0.29) 0.12 0.18 0.33 0.13 0.1 0.1
MMP-3(骨破壊)
※(17.3-59.7) 90 145 195 145 35 33
RF(リュウマチ因子)
※(0-19) 58 36
32
29
20 14
※は正常値
1月検査入院 5月下旬より薬量増加 6月25日より集中鍼開始