元々胃腸の弱いお子様は、消化がうまくできずに吐乳をしたり、
食欲がなくなったり、便秘や下痢にもなります。
これは脾の気(消化・吸収する)が不足している状態です。
これでは後天の気すなわち栄養が不足してしまいます。
また、肌が黒っぽかったり、動きたがらない(動くのがしんどい)、
成長が遅い等、これは腎気(成長・発達)不足と考えます。
これでは先天の気すなわち元気が不足してしまいます。
このような状態では、身体は機能低下して疲れやすくなってしま
います。これらが悪循環となり、症状改善につながりません。
このように、お子様よってタイプは様々です。
小児はりは古くから行われている子ども特有の症状に働きかける鍼です。
「気」の流れを整え、身体と精神のバランスの調整をしていきます。
鍼といっても”刺す”鍼ではなく、”刺さない”鍼を使用します。
皮膚に先が丸い棒をあてたり、皮膚を優しく撫でるように軽い刺激を与える鍼です。
皮膚にかざすだけのお灸です。また、少し大きくなるとシールの上から、実際にもぐさのお灸もしていきます。
他にもお困りの症状がございましたら、是非ご相談ください!!