ある日、左耳に水が入っているような違和感がありました。翌日になっても改善しなかった為、
耳鼻科を受診したところ突発性難聴の疑いがあると診断されました。
耳鼻科の先生は、「すぐに大きな病院で精密検査を受けるように」と、近所の病院の紹介状を書いて下さり、その日までのステロイド剤を処方して頂きました。
月曜日に外せない(と思い込んでいる)予定があったため、土・日・月の3日をはさんで病院に行くことにしていたのですが、今まで経験したことのない耳鳴りがしていて、「ホンマに治るんか?」という不安から、家族と突発性難聴について調べてみたところ、「早期の対応が効果的であること」「皆が必ずしも治っている訳ではない」「即、入院もありえる」と不安材料が一杯…。
家の近くに治療実績がある鍼灸院があることがわかりました。
早期治療が大事なら病院とは別のアプローチをする鍼灸院はすぐにでも行けたらいいなと思い、
月曜日の夕方に電話したところ、当日中の治療をしてくださいました。
本来は、急な治療は予約されている方もたくさんいる中で無理だったと思いますが、
「症状の特性から少しでも早く治療して確実に治したい」という
真理先生の情熱がヒシヒシと伝わってきました。
治療中も真理先生は終始自信たっぷりな様子で対応して頂き、毎回その日の治療の成果がわかるように、
顔色と肌の色等の改善状況を確認させてくださったりと、私が不安にならないように、お気遣いして頂いたんだろうと思います。
また、スタッフの方とお話しをしても、真理先生を目標に頑張っている様子がヒシヒシと伝わり、安心して治療に通うことができました。
本来、予約がいっぱいなところを頑張って予約を取って頂いたおかげもあり、2週間後の病院での3回目の聴力検診では左右差がなくなりました。
病院での2回目の検査時には「耳鼻科の検査結果ならば、即入院だった。」と言われましたが、入院せずに済んだのは本当に助かりました。
私は幸運にも回復することができました。
ステロイド剤も併用していたので、何が効いたかはわかりませんが、まり鍼灸院のみなさまのあたたかい心遣いには本当に助けていただいたと思います。
聴力検診で左右差が60dBもあり、骨伝導の検査で、聞こえていないのに検査機器がうなじを打っている恐怖は今も忘れられませんが、
同じような症状になってしまった方には、こういった治療もあるということをぜひ知っていただきたいと思います。
K.S様(40代)