2014年度 第63回全日本鍼灸学会学術大会でヒップアップ治療について発表しました。
一重に、「ヒップアップ」と言っても、当院でコースを受療されている患者様全員が「美容目的」という訳ではありません。
そこで、コースを始めるきっかけ・受療することで得られる効果・ヒップ以外の症状の変化はどうなのか、など「鍼灸治療でヒップにどのような影響を及ぼすか」について検討し、発表してきました。
H19年10月〜H25年12月にヒップアップ治療を受療した80名を対象に行いました。
「不妊や婦人科系疾患」で受療される方48.2%と多くみられました。
ついで、整形・美容・内科の順に主訴分類されました。
コースを受療する前と後では、太もも周りは「サイズダウン」。
ヒップ「トップ位置が上に上がる」。といった、ヒップが引き締まることで形・大きさ・たるみなど全体的なヒップ周囲の改善がみられました。
このことにより、患者様の「約半数が10点満点」という結果になりました。
弁証別全身治療にプラスしてヒップアップコースをすることで
につながり、これにより87.6%の高い満足度を得たと考えます。
今後は婦人科系との関連性の為、MDQ(月経随伴症状)とリンスさせた検討もしていきたいと思います。