H28年10月、日本東洋医学会関西支部例会にて、まり鍼灸院では初となる、「鍼灸治療が冷え症に及ぼす効果」について発表をさせていただきました。
今回はH28年2月〜6月に当院に来院した初診の患者様の内、冷えを自覚する11名の方を対象に調査をしました。
調査時期は、初診時と2回目来院日の過去1週間としました。ただし、2回目の来院日が初診から1週間経っていない場合は3回目の来院日としました。
(画像2〜5枚目参照)
「冷え日記」の冷えの項目において、中央値4.0→3.0に変化し、検定においても有意な差が見られました。また、VASによる冷えの程度においても、64.0mm→37.0mmへと変化し、こちらも有意な差が認められ、2回目来院日には、冷えの症状が改善していることがわかりました。
(画像14〜18枚目参照)
今回、調査対象だった11名の方の平均治療回数は1.5回でした!
本人が「冷え症が治った!」と実感するには個人差もありますが、1.5回の鍼灸治療で「冷え症が治るかも!?」と感じられる方もおられ、短期間の鍼灸治療が、冷え症状に対して効果があるという事がわかりました。また、「長年感じていた足の冷たさが治療後にはポカポカしていた。」と言う嬉しいお声もいただいています。
(画像19〜20枚目参照)
(画像6〜13枚目参照)
☆「冷えは万病の元」と言われるように、様々な症状に関係しています。そんなに気にした事はないけれど身体は冷えると言う方は、是非一度鍼灸治療をためしてみませんか!?