学会発表集

2014年04月22日(Tue) 鍼灸治療によるアレルギー性鼻炎症患 自覚症状の改善 第4報

2010年全日本鍼灸学会近畿大会にて「アレルギー性鼻炎」について発表してきました。

(方法)

治療期間別に2つのグループ(1群・2群)に分けて、1・2について比較しました。
1群:長期(1年以上)
2群:短期(1年未満)
1、H21年度vsH22年度のスギ花粉症シーズンの治療効果
2、1回の治療前後の効果
比較の項目は、1)くしゃみ 2)鼻汁 3)QOL(日常生活) 4)QOLのフェイススケール 
について調べました。

(結果)

1、H21年度vsH22年度のスギ花粉症シーズンの治療効果
全ての項目(くしゃみ・鼻汁・QOL・フェイススケール)において、H21年度に比べ
H22年度はスギ花粉の症状が1群・2群とも有意に症状が軽減しました。
2、1回の治療前後の効果
全ての項目(くしゃみ・鼻汁)スギ花粉の症状が短期・長期とも有意に症状が
軽減しました。短期よりも長期の方が改善スコアが高く、症状の重症度も低いです。
鍼灸治療は、長期で行うとより高い効果が得られる事が分かりました。

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