感動した治療book

2009年04月06日(Mon) 不妊症治療で来院の患者様の便秘改善

婦人科の医師より「着床障害で妊娠しにくい。」と言われておられた40代の女性。
「なんとか妊娠を。」と切に願い、インターネット検索により,まり鍼灸院曽根院へ来院。
初診時問診の折、10年来の便秘に悩んでおられるとの事をお話下さる。
主訴である不妊治療に加えて便秘の治療も同時に開始した。
今まで薬を服用せねば出なかった便が、治療が進むうちに徐々に改善方向へと向かい始めた。
先日の治療時(9回目)の折に、
「ここ10日ほど毎日出ている!」と、とても喜んで話して下さいました。
少しずつだが、身体の変化を感じられているとのことで、希望を持って
不妊症治療を継続しておられる。


婦人科疾患は、身体の中の流れを徐々に改善していく治療のため、
他の急性疾患等と比べ継続治療が必要となります。
しかし、このように他の症状の変化を目の当たりにする事で、
患者様自身が身体の変化を実感できることは、
この患者様だけに限らず治療時よく見受けられます。


「治るのに時間がかかる」イメージの強い東洋医学ですが、
実はその経過で様々な身体の変化を感じられることが、
醍醐味の一つでもあります。
皆さんも是非一度、腰を据え本気で自分の体と向き合ってみて下さい。
きっと鍼灸の良さを感じていただけると思います!


40代 女性

大阪府豊中市 曽根院発信