7年まえにS状結腸がんの手術、今年7月にストマ(人口肛門)閉鎖手術をされた後
左足のむくみを訴えておりました。こちらに通院しているお嬢様が鍼灸治療を勧めましたが、「鍼を刺すのが怖い」と嫌がられていました。鍼を刺さずに治療できることをお伝えしご来院されました。
見た目にも分かるほど左足のほうがむくみで太くなっており、色も赤黒く冷えもありました。むくみにより階段の上り下りが辛く、正座ができないなど日常生活にも支障が出ていました。
治療はご本人の希望通り、刺さない鍼とお灸を行いました。
鍼を刺さない治療とは、針先が丸い(てい鍼)をツボに当てたり、大師流鍼で皮膚を摩る
ような治療を行います。とても優しいタッチでお子様の治療にも使用します。またお灸は
温かいと感じる程度の優しい刺激を与えます。
1回の治療でむくみが軽減したのを実感され、鍼を刺さない治療法にも安心されました。
回数を重ねる毎にむくみは軽減し、治療4回目には階段の上り下りが楽になったと言われ
ました。また足の冷え、血色も良くなり見た目にもずいぶん変化しました。日常生活での
支障も軽減され喜んでおりました。何より表情が明るくなっていきました。
医療の発展によりガンの早期発見、早期治療が進み治療を受ける人口も増えています。
また手術後の後遺症、治療中の副作用などでお悩み方も多くなっています。
鍼灸治療は身体本来の働き良くし、免疫力を高める効果があります。
またその時のお悩みの症状に合わせて治療を行います。治療方法もご相談しながら行いま
す。現在ガン治療を受けている方、後遺症でお悩みの方にも鍼灸治療はお勧めです。
50代 女性