感動した治療book

2009年05月22日(Fri) 不妊症

ご結婚され約3年間、妊娠を希望するも叶わず、3・4年前より不妊治療を開始された。
が、しかし自然妊娠を含め、約7年間一度も妊娠には至らなかった。
今まで約5回の体外受精を試み、受精はするものの、
一度も着床とはならず、今日に至るとのことでした。
病院での検査でも、婦人科系疾患があるわけでもなく、
また不妊となる特定の原因が分からず、ご本人も色々と不妊について調べておられた。
そんな折、鍼灸治療が不妊症治療に効果的であると、
インターネットでの情報を通じお知りになられ、当院に来院された。


鍼灸治療を開始され初めての体外受精日が、治療2度目を終えられすぐである事を
患者様よりお聞きし、私共も結果を急いではいけないと頭では理解していながらも、
祈るような気持ちで結果が出る日を待ち続けた。
先日、結果が出て初めての治療日(4度目)に、
「無事着床していました。」とご報告くださいました。
スタッフも思わず患者様に飛びつきそうになるくらい、嬉しさが込み上げました。


患者様も、病院で結果を聞いたときは、涙を流して喜ばれたとのことで、
スタッフもそれをお聞きし、本当に心から感激いたしました。


急性を除くすべての疾患に対するものと同様、「不妊治療」についても、
ご本人様の体質改善をしていくという根本的な治療であるため、
結果が出るまでの期間は、個人差がある事は言うまでもないが、
比較的長期的スパンで治療期間を考えていただく方が望ましいと考えております。
しかし、この患者様のように短期間で良好な結果に結びつくこともあり、
スタッフも改めて鍼灸治療と婦人科疾患の相性のよさを実感しております。


30代 女性

大阪 豊中市 曽根院発信