感動した治療book

2009年12月26日(Sat) 胃もたれ

もともとは、膝の痛みを主訴として、紹介で来院されていた患者様。
最近は膝の調子もだいぶ軽快し、1ヶ月ぶりに来院されたある日のこと。
その日は、待合室で座っている時から疲れた様子であった。
詳しく問診すると、2、3日前より胃がもたれ、吐き気があり、
ずっとご飯が食べられない状態が続いていると言われる。
本来の主訴である膝は、今は良好という事もあり、
その日の治療は、膝よりも、胃腸の調子を整えることに焦点を絞った治療を行ない、
お腹をあたためていった。
仰向けの鍼とお灸が終わると、なんとなく暗かった顔色がほんのりピンクになり、
ご本人も「少しラクになってきた」とのこと。
うつぶせでも、さらに集中的に治療をしていきましたが、最後に仰向けになったとき、
まだ胃に不快感が残り、あまりお腹が動いていない感じがあるとのこと。
院長がさらに追加の鍼を数本刺して、3分置鍼した。
すると、患者様が「お腹が動いてきたのがわかる」とおっしゃられ、
笑顔も見えるようになったので、鍼を抜いて、その日の治療は終了した。


治療後、受付で「本当にラクになりました。スッとしました。」
と、大変ご満足の様子であった。
それを見たスタッフも、本当に嬉しい気持ちになりました。


忘年会や新年会などで付き合いも多くなり、胃腸を壊しやすい時期です。
皆様も、胃腸の調子が悪い時は早めの治療で、
お食事を楽しく、美味しお召し上がりください。



60代 女性

大阪市天王寺区 上本町院発信