インターネットをご覧になり来院。
夜寝つけない事が続き、朝まで眠れないほど徐々にひどくなりました。
心配されたお母様が病院へ連れて行くと、起立性調節障害と言われ、安定剤と
睡眠剤を処方されました。
睡眠剤を服用すると夜は眠れるのですが、日中身体がだるくなり、気力も無くなるのが
嫌で出来れば睡眠剤を服用せずに寝たいとの事でした。
他にも、頭痛、肩こり、イライラする、ニキビができやすいなどの症状もお悩みでした。
初めての鍼灸治療に緊張されていましたが、治療後身体が軽くなり、肩こりや頭痛が和らいだのを実感されました。1週間に1.2回治療を重ねていくうちに睡眠剤の使用頻度が減り、低かった血圧も上がってきました。治療は全身の調整とその日のつらい症状に合わせて行います。ニキビも鍼灸治療を受けると良くなるので喜ばれています。
今、成長期のお子様に増えている起立性調節障害のお子様です。朝起辛く不登校になりやすく気持ちも沈みがちです。原因、治療方法もまだはっきりと解ってない事も多いです。鍼灸治療では東洋医学独自の考えで自律神経の調節等を行っていきます。
今後もより良い状態へ回復して頂けるよう治療に励みたいです。
女児 11歳